福島県が下郷町で整備を進めている国道１１８号小沼崎バイパスの下郷大橋の本体工事が完了した。 一級河川阿賀川に架かる同橋は橋長３４２・５メートルの上路式ＲＣ固定アーチ橋で、アーチ支間長は２００メートル。アーチの長さは東北地方では最長、全国では８番目の長さとなる。 上部工の施工は川田・安部日鋼・三立特定建設工事共同企業体。 架設方法は斜吊り張り出し施工部と先行架設した鋼メラン材（埋設支保工）をコンクリート巻立て施工部に分かれ、どちらも移動作業車を用いて施工している。 工事費は約６０億円。 県は今後、照明灯など付帯施設の工事を進め、早期の供用開始を目指す。
