鹿児島県は、志布志道路の建設を進めており、志布志市志布志町安楽で中宮大橋の上・下部工を進めている。 同橋は橋長313・5メートル、幅員8・5メートルのPC(3+3+2)径間連結少主桁橋。下部工の形式は逆T式橋台と張出式橋脚(共に場所打ち杭)。 設計はウエスコ。施工は下部工が山本組(A1、P4)、大迫建設(P1)、こうかき建設(P2)、天水組(P3、A2)、フクケン(P5)、古木建設(P6、P7)。上部工はP6~A2を架設中、施工はコーアツ工業でこの部分の完成は今年7月中旬頃を予定。また、A1~P3をコーアツ工業、P3~P6をオリエンタル白石が施工し、完成は2025年2月中旬頃を予定。 同路線は志布志市志布志町安楽(志布志IC)~志布志港に至る3・2キロの高規格道路(0・3キロは開通済み)。都城志布志道路(宮崎県都城市~鹿児島県志布志市・志布志港44キロ)の一部を構成し、鹿児島県側の終点部分にあたる。