中国地方整備局松江国道事務所が建設中の久村第２高架橋（島根県出雲市多伎町久村地内）では、上部工事が完成に向けて順調に進捗している。 同橋は、一般国道９号湖陵・多伎道路の橋長１２６メートル、最大支間６２・１５メートル、幅員９・５メートルのＰＣ２径間連続Ｔラーメン箱桁橋で、上部工のコンクリート量は１２３７・１立方メートル。橋台は逆Ｔ式橋台、橋脚は張出式橋脚。 設計は八千代エンジニヤリング。下部工の施工はＡ１が出雲土建、Ｐ１とＡ２が松江土建。 上部工の施工は安部日鋼工業。 Ｐ１柱頭部では、ひび割れ対策としてパイプクーリング工法を採用。また、ＣＩＭによる架設施工の計画も実施している。 上部工は、昨年２月２０日に開始され、今年３月２６日に閉合した。現在は、壁高欄と検査路などの施工が進捗中で、今月末の完成を見込んでいる。
