国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所が整備中の東北中央自動車道伊達大橋では、上部工主桁の架設がまもなく完了する。 伊達大橋(福島県伊達市伏黒地内)は、相馬福島道路を構成する橋梁で、橋長398メートル、最大支間長122メートル、幅員12メートルのPC4径間連続箱桁橋で設計は復建技術コンサルタント、上部工施工は錢高組。 伊達桑折インターチェンジが近接するため、上部工のP3―A2支間で、A2橋台に向け拡幅を進めている。 このため、A1橋台からP3橋脚までの3径間は1室箱桁構造であるのに対し、P3橋脚からA2橋台の区間では2室箱桁構造に変化している。 対応策としてP3―A2支間の移動作業車は3主拡幅スライド型対応にて施工するなど工夫している。