本号の特集号には高速道路などの大規模更新や大規模修繕の他、今後の整備事業の見通しについての将来展望が語られている▼とくに、橋梁は老朽化の進行が加速しており、5年に1度の近接目視による橋梁点検が2巡目に入っている▼が、橋梁点検実施者の点検資格が研修未受講、民間資格なしなど、詳細を知ると震撼する心もとないデータも発表されている▼ここは、前のめりにならずに点検のための点検でなく、再劣化に陥らない持続可能なインフラマネジメントが広がるよう切に望みたい。必要ならセカンドオピニオンも視野に▼トランプ大統領の誕生以来、その前のめりが、日本国民として心もとなく、心配だった。まるで、昨日今日の付き合いのような「ディール」外交▼それまで歴代大統領が散々、「約束事」を無駄にされてきた北に対して「委員長から、美しい見事な手紙をもらった」とか(日本人なら恋人でも言うまい)、何かと、前のめり、と思われてきた▼極め付きは短距離ミサイルなら、「いくらでもどうぞ」というシグナルまで送り、SLBMの発射される始末まで。いくら来年の再選をにらんでいるとはいえ、前のめり過ぎよう。今思えば、文韓国大統領と金委員長の「青い橋(徒歩の橋)」会談どまりだったら、と。