令和で迎えた新年、2020年は節目の年、といってよい。人も国土も傷つけた自然災害が続いたが明けて7月24日の夜は、果たしてどんな希望と夢の輝きを込めた聖火が新国立競技場で、灯るのか。3月からは、その聖火リレーが始まる▼五輪の華、マラソンなど一部競技種目が札幌開催、となった。小紙新年号では、その札幌など北海道の将来の枢軸を担うであろう「道央圏連絡道路」のインタビュー記事(札幌開建・鈴木亘部長)が掲載され、マラソンとは直接関係ない、とはいえ、マラソンを盛り上げる心情と機運を感じる、吾唯知足子だけではあるまい(勿論、新年号には北海道だけでなく、バラエティ豊かな事務所や首脳への取材記事が載っており令和時代の橋梁羅針盤として活用してもらえば、と…)▼混迷する国際情勢はじめ国内外先行不透明な時代だが北海道に続く多様な将来をにらんだ国土強靱化の一翼を担う橋梁市場に満ちた令和時代となるよう期待したいものだ。多様な橋梁市場(社会)とは、何か。探し求める年にして行きたい▼「道央圏連絡道路」は、都市圏と地方部の連携強化を推進するものだが、こうした包括連携政策、計画は、令和時代の「新境地」を拓くものと、大いに期待が持てるのではないか。