吾唯知足2020年11月21日号掲載分

吾唯知足全世界の注目と高い関心の米国大統領選は12日現在、対抗馬の現職、共和党トランプ大統領が「開票と集計に不正があった」となお、敗北を認めないために、各国は、民主党の元副大統領バイデン氏を当選確実者という表現などで、祝福している▼こうしたごたごた劇をみていて、1973年からの橋梁記者47年の吾唯知足子は「かばうのもかばいきれない場合もある」こと(事例)を思い出した▼ある工事で、円滑促進を目的に、工事関係者による「座談会」を開催した。内容も全員確認し、あとは記事の掲載だけ、という段取りまで進んで、この記事はお蔵入りとなってしまった▼理由は、出席者の一人が新任の官吏で、なぜか、事前に自分に相談がなかった、とへそを曲げてしまったのだ。確かに、橋梁や構造物の多い現地(現場)入りは遅くなった分、工事詳細に詳しくないだろうから、発言も秀逸のコメントは期待できない部分はあったはずだ。しかし、準備は十分できたはずだから「かばうのもかばいきれない部分(理由)もある」の典型だ▼我々は(見聞含めて)こうした事例に遭遇することはままあることは、言うまでもない。確かに「かばうのもかばいきれない部分」があることは事実だが、生活インフラ関係のそれだけは、ごめんこうむりたい。

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