県境をまたぐ移動が自由になり久々に活気が戻りつつある。が、ポストコロナは気楽に臨みたいものだ。「大機大用」の心構えを持ち、望め、と▼移動が活発になると観光地や温泉地がテレビ画面にニュースなどで映るが、現地の橋も同時に映る機会が多くなってきた。第2波の発生と感染拡大防止に尽力しながら元の社会、動に戻るようにならなければならない。そのために教訓は教訓として残しておかなければ▼昨年12月8日、中国・武漢で原因不明の肺炎があったとされ、中国が武漢を都市封鎖したのが今年1月23日。WHO緊急事態宣言で、30日、日本が対策本部を設置。横浜港にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスが到着し、検疫が開始され、わが国の新型コロナウイルス騒動が始まる▼情報調査を他国に先駆けて行った台湾は入境禁止(中国人入国禁止)で新型コロナウイルスを封じこむ。一方、わが国では習近平国家主席の国賓来日を忖度した結果、3月に延期を決定。4月7日に7都府県を対象に「緊急事態宣言」を安倍棟梁が発出。5月5日に非常事態宣言を解除▼WHO年次総会は6月19日、コロナウイルス発生源と感染拡大について国際的な調査を決議した。どうにかしてパンデミックの再来を防ぎたいものだ。