国土交通省九州地方整備局八代河川国道事務所は、南九州西回り自動車道・芦北出水道路において熊本・鹿児島の県境~出水北IC間で境川橋の建設を進めている。 同橋は鹿児島県出水市境町地先に架橋し、境川を渡河する、橋長231メートル、幅員10・15メートルのPC6径間連結ポステンT桁橋(A1~P3/129メートル)+PC3径間連結ポストテンションT桁橋(P3~A2/102メートル)。 下部工形式は張出式橋台、逆T式橋台。 設計は日本工営が担当。 下部工の施工は(P2・P3)ヤマグチ、(P4・P5)鎌田建設、(A2)ヤマグチが担当。 上部工の施工は(P3~A2)川田建設が進めている。 P3~A2の架設は仮設桁架設で施工し、来年度中に完成する予定。 残るA1・P1の下部工および上部工については来年度以降に実施する予定。 芦北出水道路(熊本県葦北郡芦北町花岡・芦北IC~鹿児島県出水市下知識・出水IC間29・6キロ)は既に芦北IC~ 水俣IC間までの13.3キロが開通済み。 同事務所が残る区間、水俣IC~熊本・鹿児島の県境までの8・5キロに加え、県境から鹿児島県出水市下知識町の出水ICまでの7・8キロ、合計16・3キロについて建設を進めている。