大久保沢川橋 甲府河川国道事務所

大久保沢川橋

甲府河川国道事務所が建設中の山梨県身延町の大久保沢川橋は、上部工が進捗している。 同橋は、中部横断自動車道の身延山IC~下部温泉早川IC間に位置する、橋長87・0メートル、幅員11・16メートルの鋼単純トラス橋(上路式)。下部工のコンクリート量は2134立方メートル、上部工の総鋼重は412トン。  設計は三井共同建設コンサルタントが担当。 下部工の形式はラーメン式橋台で、施工はA1、A2ともフジタ。 上部工の施工はIHIインフラシステム。 現在、クレーンベント架設工法により上部工が進められており、令和2年の完成を目指す。 なお、中部横断自動車道の南部IC~下部温泉早川IC間の13・2キロは、本年中の開通を予定しており、これにより山梨県が新東名・東名と高速ネットワークでつながり、物流の効率化や観光周遊の拡大などが期待されている。

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