茨城県土木部が建設を進めている常陸太田東BP第3号橋は、架設桁架設工法による上部工が進捗している。 同橋は、国道293号常陸太田東バイパスの常陸太田市瑞龍町に位置する、橋長221メートル、幅員14・5メートル、最大支間35・7メートルのPC6径間連結ポステンコンポ橋。 コンクリート量は、下部工が約6600立方メートル、上部工が約2200立方メートル。 設計は、八千代エンジニヤリングが担当した。 下部工の形式は逆T式橋台と張出式橋脚で、施工はA1が岡田建設、A2が大木建設、P1が梅原工務店、P2とP3が梅原・根本特定JV、P4が秋山・瀬谷特定JV、P5が瀬谷建設。上部工の施工は川田建設。 架橋位置の地形は谷形状で、橋脚の高さは約25メートルとなるため、主桁を送り出す際の逸走防止装置を設置し、高所での桁架設作業の安全性と確実性を確保している。 令和3年2月に竣工を予定し、その後、橋面工事や取付道路工事などを実施し、早期の供用を目指す。 ※橋梁名は仮称抜き