NEXCO西日本関西支社が建設を進める新名神高速道路の八幡京田辺JCT・IC~高槻JCT・IC区間10・7キロでは現在、橋梁工事が全面展開だ。 中でも、高槻JCT・IC、高槻連絡路および一級河川檜尾川を横過する成合第一高架橋は現在、ダイナミックに展開する張り出し架設が順調に進捗している。 同橋は上り線697メートル、下り線757メートルの上下線ともにPRC6径間連続波形鋼鈑ウェブ箱桁橋。下部工および基礎工形式は、柱式橋脚・大口径深礎基礎・深礎基礎・場所打杭。 詳細設計と施工は上下部ともに大成建設・極東興和・村本建設JVが担当している(橋脚のうち5本は既設)。 工事は2019年7月に現地着手、20年4月から橋梁下部工を開始し、21年4月からは上部工の移動作業車による張り出し架設を進めていた。 目下の進捗率は約45%で、123/274ブロックの施工が完了した。26年10月頃の閉合を予定している。(関連記事は26~28面)