新富良野大橋 北海道開発局

国土交通省北海道開発局旭川開発建設部が建設を進めている旭川十勝道路(一般国道237号)の新富良野大橋は、富良野市の空知川に架かる橋長619・0メートル(最大支間長80・5メートル)、幅員12・0メートルのPC8径間連続箱桁橋である。
起点側A1~P4・P5間を新富良野大橋A橋上部工事として大林組が、終点側P4・P5間~A2を新富良野大橋B橋上部工事として飛島建設が施工を進めている。設計はドーコン。下部工形式はA1、A2が逆T式橋台、P1~P7が壁式橋脚。下部工の施工はA1が砂子組、P1、P2が岸本組、P3、P6が岸田組、P4が増山建設、P5、P7が荒井建設、A2が新谷建設。
同橋は、起点側A橋がP1、P3橋脚からの張出し架設を、終点側B橋がP7橋脚からの張出し架設を実施している。
施工の特徴として、冬期の施工は約マイナス30℃の寒中においても張出し部のコンクリートの品質が十分に確保できるようにワーゲン外側に囲いを設け、温風ヒーターによる給熱養生を行う。2020年2月完成予定、路線供用は未定。

愛知製鋼