日野橋 東京都南多摩西部建設事務所

日野橋

東京都南多摩西部建設事務所は一般都道八王子国立線に架かる日野橋の架け替えを計画、う回路の仮橋設置工事を進めている。 日野橋は日野市大字日野地内~立川市錦町6丁目地内で、多摩川を渡河する橋梁。 仮橋は橋長約333メートル有効幅員12メートル、7径間のトラス形式の橋梁。 仮橋設置工事(その1)はロード建設、仮橋上部工事(その1)は三井住友建設鉄構エンジニアリングが担当。仮橋は2023年度に完成し、交通を切り回した上で、現橋撤去、新橋架設に着手する予定。 日野橋は2019年10月12日の「令和元年東日本台風(台風19号)」によって被災、橋脚の一部が沈下し、一時通行止めとなったが、損傷した橋脚を撤去し、新桁を架設して20年5月12日には交通開放された。 現橋(橋長約367メートル、有効幅員10・9メートル、単純鋼鈑桁橋、橋脚数18基)は1926年に架橋され95年近くが経過する老朽橋のため、長期的な耐久性、安全性などを考慮し、架け替えが決定した。 新橋は橋長332メートル、有効幅員16メートルの3径間連続合成斜張橋となる見込み。 設計は建設技術研究所。 完成時期は2030年頃を予定。

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