九州地方整備局長崎河川国道事務所が整備中の国道497号松浦佐々道路では、松浦6号橋の上部工主桁の架設工事が、施工業者の日本ピーエスにより進められている。 同橋(長崎県松浦市御厨町)は、橋長148・5メートル、最大支間39・7メートル、幅員12メートルのPC4径間連結ポストテンション方式T桁(少主桁)橋で、上部工のコンクリート量は1403・3立方メートル。設計は綜合技術コンサルタントが担当した。 下部工は逆T式橋台と張出式橋脚で構成され、施工は宅島建設(A1)、長崎西部建設(P1)、西海興業(P2)、西海建設(P3A2)が実施した。 現場は縦断勾配4%で、橋梁下に交差道路(県道および市道)があるなど厳しい施工条件となっている。架設桁架設工法により4月下旬から架設が開始され、8月中旬までに4径間、計20本の主桁を架設する計画で、現在(7月1日)11本の桁架設が完了している。来年1月末の上部工完成を目指す。