秋田県が建設を進める水沢橋は昨年7月にP2、A2が完成し、現在、上部工工事を進めている。 水沢橋は県庁所在地の秋田市と由利本荘市を結ぶ主要な幹線道路である秋田雄和本荘線上に位置し、一級河川雄物川を渡河する橋で、昭和34年に架設された旧橋は橋長245メートルの鋼4径間下路ゲルバートラス橋で幅員が6メートルと狭小、高さ制限に加えて経年劣化による老朽化のため、新橋(4径間連続非合成鋼箱桁橋、橋長291メートル、幅員11・0メートル)の架替え工事をするもので、上部工重量は1325・9トン。 上部工の施工は宮地エンジニアリング・アキモク鉄工・東北機械製作所JV。 架設工法はA1~P1間はクレーンベント工法、P1~A2間は送り出し工法を採用している。 完成は2022年を予定している。