国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所は、国道42号熊野道路(熊野大泊IC~熊野市久生屋町間)で熊野宮川橋(仮称)の建設を進めている。架設地は熊野市大泊町。 同橋は本線橋とAランプ橋で構成される。本線橋は鋼5径間連続箱桁橋で、橋長は331メートル(最大支間93・5メートル)。Aランプ橋は鋼3径間連続箱桁橋で、橋長188メートル(最大支間78・3メートル)、下部工形式はいずれも逆T式橋台、張出し式橋脚。 既設Bランプ橋やJR紀勢本線、熊野宮川に囲まれた狭小ヤードで、本線橋、Aランプ橋を新設する。 令和元年度から引き続き下部工を施工中。本線橋はA1橋台、P2橋脚が施工中。Aランプ橋下部工は竣工。 施工は、本線橋ではA1がアイサワ工業、P1とP2が東組、P3が中村建設、P4とA2が日本土木工業。 Aランプ橋はAA1が朝日丸建設、AP2が塩谷組。 設計はいずれもオリエンタルコンサルタンツ。