近畿地方整備局福井河川国道事務所が建設中の大野東IC橋の下り線(福井県大野市下唯野地先)で、上部工の架設が完了した。 同橋は、一般国道158号大野油坂道路の橋長73メートル、最大支間71メートル、幅員13・075~13・941メートルの鋼単純合成箱桁橋。上部工の鋼重が385トン、下部工のコンクリート量は1863立方メートル。橋台は逆T式橋台。 設計は協和設計。下部工の施工は石黒建設。上部工の施工は、桁架設が豊工業所、床版は坂本土建。 採用実績が多く、ライフサイクルコストも小さい鋼単純合成箱桁形式(RC床版)を採用。クレーンで架設した。 下部工が2016年3月に完成し、上部工の架設も今年5月に完了した。現在は上部工が進捗しており、来年2月の上部工完成を目指す。 なお、上り線・ランプとも昨年10月に架設が完了している。