竜神大橋 飯田建設事務所

竜神大橋

長野県飯田建設事務所が建設中の竜神大橋の現場では、上部工の架設が進められている。 同橋は、一般県道市ノ沢山吹(停)線(下伊那郡豊丘村~高森町)を構成する橋梁で、天竜川を渡河する。 旧橋は開通から65年以上経過する老橋で、狭小な幅員や線形不良、歩道の設置がないなどの安全面での課題もあり新たな橋梁に架け替えられるもの。 新橋は橋長264メートルの4径間連続鋼箱桁橋で、幅員10メートル、鋼重482・9トン。設計はタイヨーエンジニヤ。下部工施工は神稲建設と北沢建設、上部工施工はトライアン。 新橋の完成により安心・安全な交通が確保されるとともに、新たな道路が開通することで、伊那生田飯田線や豊丘村、喬木村により整備された竜東一貫道路と接続することで、天竜川東西の円滑で安全な通行の確保と国道153号の代替機能や三遠南信自動車道へのアクセス向上などが期待される。 2026年度中の供用を目指す。(写真は飯田建設事務所提供)

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