中国地方整備局松江国道事務所が建設中の逢浜川橋(島根県大田市五十猛町地内)では、柱頭部の施工が完了し、今月からP1橋脚からの張出が開始される。
同橋は、一般国道9号静間・仁摩道路の橋長225メートル、最大支間105メートル、幅員9・5メートルのPC3径間連続ラーメン箱桁橋で、上部工のコンクリート量は2260立方メートル。橋台は逆T式橋台とRC中空橋脚。
設計は八千代エンジニアリング。下部工の施工はA1が出雲土建、P1が伏光組、P2及びA2がトガノ建設。
上部工の施工は日本ピーエス。
架設工法にはPC片持架設工法(張出架設工法)を採用。また、床版の品質向上を目的にアクアマット敷設による長期養生も行っている。
昨年9月6日から上部工を開始。架設はP1から進め、来年11月に閉合する予定で、12月末の上部工完成を目指す。