山形河川国道事務所が整備中の、東北中央自動車道の高玉こ道橋の工事が1月28日に完成した。 高玉こ道橋は同路線東根~尾花沢の延長23キロ区間に整備する18橋のうちの一つ。橋長23・9メートル、最大支間長23・1メートル、幅員12・75メートル。設計は復建技術コンサルタント。 下部工形式はA1とA2が逆T式橋台。施工はA1が柿﨑工務所、A2は丸充建設が担当した。 上部工形式はPC単純プレテンT桁橋で、オリエンタル白石が施工。 同橋では高耐久・長寿命の取り組みを実施しており、主ケーブルに被覆PC鋼材、桁端部に塗装鉄筋を採用したほか、横締めケーブルは被覆PC鋼材とPEシースを併用することで耐久性を向上した。PC鋼材定着部にも防錆処理が施されている。