国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所が建設を進めている鹿折(ししおり)橋は上部工工事で張出し架設が進んでいる。 同橋は気仙沼中央IC~唐桑南IC間の2020年度末開通に合わせて建設が進む復興のリーディングプロジェクトである三陸沿岸道路、国道45号の宮城県気仙沼市東八幡前地内に架かる橋長120メートルのPC2径間連続ラーメン箱桁橋。 コンクリート量は1800立方メートル、鉄筋は約300トン、PC鋼材が約80トン。 同工事は、表層目視判定、コンクリート施工状況把握チェックシートを実施するコンクリート構造物品質確保対策の試行工事であり、発注者指定型のCIM活用工事でもある。 設計は大日本コンサルタント、構研エンジニアリング。下部工の施工は三井住友建設。上部工の施工は日本高圧コンクリート。