14号松原線・喜連瓜破橋 阪神高速道路

喜連瓜破橋

阪神高速道路は14日、14号松原線・喜連瓜破橋の架け替え工事において、瓜破交差点を跨ぐ中央径間部の夜間一括架設を行った。 同工事は154メートルのPC3径間箱桁橋を3径間連続鋼床版箱桁橋に架け替える大規模更新の一環。橋下の国道は止めずに高速道路上に架設桁を設置して、移動台車の中で旧橋の撤去と新橋の架設を行う前例のないもの。2022年6月から14号松原線の通行を止めて工事を進めてきた。来春の開通を目指している。 当日は施工ヤードで地組した橋桁(長さ39メートル、幅19メートル、重量約330トン)を多軸台車に載荷した状態で待機させ、21時から国道の交通規制と架設準備を行い、22時30分から運搬を開始。架設地点到達後、橋桁を90度回転させて向きを合わせ、24時頃から両側径間に設置した機材を用いて橋桁を吊上げ、1時過ぎには添接作業に移行した。全工程は滞りなく完了し、7時に国道の交通を開放した。

愛知製鋼