東北地方整備局福島河川国道事務所が整備を進めている下小国橋では、上部工の張り出し架設が進捗している。
同橋(伊達市霊山町下小国)は、常磐自動車道と東北自動車道を結ぶ、東北中央自動車道相馬福島道路(相馬市山上~桑折街大字松原、延長約45キロ)にある橋長130メートル、最大支間64・25メートル、最大幅員17・505メートルのPC2径間Tラーメン箱桁橋で、大日本コンサルタントが設計した。
施工は上部工を極東興和、下部工を前田建設工業(A1)と五洋建設(P1・A2)が担当している。
コンクリート量3100立方メートル、PCケーブル90トン。上部工の高耐久化を図るため、PEシースや桁端部に塗装鉄筋を採用している。
現在、張り出し架設を進めているところで、来年2月に完了する予定。その後、側径間支保工を進め、来年度末の完成を目指す。