近畿地方整備局奈良国道事務所が整備中の大和御所道路では、忌部地区にかかる高架橋の鋼製橋脚の工事が進む。 現場は、橿原市忌部町から新堂町を結ぶ延長540メートル区間。一日の交通量が約3万4000台の橿原バイパスの切り回しを行いながら、張出式の鋼製橋脚4基、ラーメン式鋼製橋脚2基を整備する。工期は2018年9月20日から今年末までを予定。 設計は近代設計、施工は高田機工が担当している。コンクリート約350立方メートル、鋼材(鉄筋を含む)約870トンを使用する。完成後、上部工(鋼11径間連続少数鈑桁橋)の工事に着手する予定だ。