北海道開発局釧路開発建設部が2015年から建設を進めている桜田大橋は、昨年1月に桁の架設が完了し、早期の完成と供用開始を目指している。 同橋は北海道横断自動車道根室線の、釧路市山花で建設中の橋長233・0メートル、幅員10・5メートル、最大支間65・0メートルの4径間連続鈑桁橋。 総鋼重は約649トン。 設計は、詳細設計が中央コンサルタンツ、修正設計は構研エンジニアリングが担当した。 下部工の形式は、鋼管杭・逆T式橋台と鋼管杭・壁式橋脚。施工はA1が白崎建設、A2は基礎が宮脇土建、躯体が小針土建、P1は基礎が佐藤建設工業、躯体が市橋建設、P2は基礎が小野寺・荒井・札建JV、躯体が白崎建設、P3は小針土建。 上部工の施工はIHIインフラシステム。 軟弱地盤上での架設のため、架設ヤードの改良やクレーン構台を設置し橋桁の架設を行った。(写真は架設中)