北海道開発局室蘭開発建設部が建設を進めている節婦川橋では、片持架設工法による上部工が進捗している。 同橋は、日高自動車厚賀静内道路の新冠郡新冠町に位置する、橋長335・4メートルの5径間連続PCラーメン橋。コンクリート総量は約4600立方メートル、建設費(当初予算)は19億6000万円を見込んでいる。 設計は、予備設計が開発工営社、詳細設計は中央コンサルタンツが担当した。 下部工の形式は逆T式橋台と柱式橋脚。施工はA1がケイセイマサキ建設、A2・P3・P4が出口組、P1が幌村建設、P2が門脇建設。 上部工の施工はA1側が飛島建設、A2側が日本高圧コンクリート。 上部工工事を2分割で発注しており、発注者ならびに受注者間で施工時の問題点、対策方法などを情報共有し、円滑な施工を実施している。 2022年8月に閉合を予定し、早期の供用開始を目指す。