鶴丘橋 北海道開発局釧路開発建設部

鶴丘橋

北海道開発局釧路開発建設部が建設を進めている鶴丘橋は、昨年11月に桁の架設が完了し、現在、床版打設などを施工している。 同橋は北海道横断自動車道根室線の釧路市美濃に位置する、橋長254・6メートル、幅員10・5メートル、最大支間65・0メートルの鋼5径間連続合成鈑桁橋で、総鋼重は約670トン。設計は、当初設計がオリエンタルコンサルタンツ、修正設計は構研エンジニアリングが担当した。 下部工の形式は、場所打杭・逆T式橋台と場所打杭・壁式橋脚。施工はA1が小針土建と葵建設、A2が市橋建設、P1が小針土建、P2が田中・中山・寺井JVと本田組、P3が小野寺・荒井・札建JV、P4が小野寺組と市橋建設。 上部工の施工は横河ブリッジ。軟弱地盤上での桁架設において、3次元CIM技術を活用した施工管理により、架設精度を確保した。 2021年10月に上部工の完成を予定し、早期の供用開始を目指す。

愛知製鋼