岩城橋 愛媛県

岩城橋

愛媛県が建設を進める一般県道岩城弓削線の岩城橋(越智郡上島町岩城~生名)では、上部工架設が今夏の完了に向けて佳境を迎える。 同橋は、岩城島と生名島を接続する橋長735メートル、総幅員7・5メートルの5径間連続鋼・コンクリート混合斜張橋の複合構造で、設計は長大が担当した。 施工は、中央部から岩城島側を鹿島・MMB・富士ピー・エスJⅤ、生名島側を三井住友建設・三井住友建設鉄構エンジニアリング・昭和コンクリート工業JⅤが担当。 上部工架設は、PC桁が片持ち架設工法により架設し、鋼桁はFC船で最初のブロックを架設後、残りのブロックは台船で運搬し、桁上からエレクションノーズで吊り上げて架設した。 すでに最終のブロックの架設作業が完了し、現在、桁中央部の閉合作業が進められており、来年3月末の開通を目指す。

愛知製鋼