北海道旭川建設管理部が整備を進める主要道道鷹栖東神楽線の新東神楽橋は昨年架設が完了し、供用開始に向けて最終調整を進めている。(写真は架設時の撮影) 同橋は、旭川市旭正~東神楽町字東神楽に位置する橋長253・4メートル、幅員10・5メートルの5径間連続非合成鋼鈑桁橋で、桁鋼重は749・3トン、総建設費は約20億円。 設計は北海道土木設計が担当した。 下部工の形式は箱式橋台と壁式橋脚で、施工はA1とP1が荒井・新谷・中田特定JV、P2とP3がタカハタ建設、A2とP4がタカハタ・谷脇・丸田特定JV。 上部工は製作が日進製作所、楢崎製作所、巴コーポレーション、桁架設がタカハタ建設、床版舗装がタカハタ・丸田経常JV。 下部工および上部架設時の河川締切工において、サケの産卵の可能性がある個所が確認されていることから、学識経験者との現地立会および対策検討を行い、周辺環境に配慮しながら施工を行っている。