新型コロナウイルス禍が長引いている。記憶をコロナ前に戻すと、記者の高速道路への出入(利用)回数は、約3500回を数えていたことがあるほど、日常の一部であった▼勿論、取材のためや旅行、ゴルフなどの時も含めた回数だ。高速道路に乗れば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)などの施設には必ずお世話になる▼だが、東京湾横断道路(通称アクアライン)の施設(通称海ほたる)はまだ利用したことがない。しかし、最近では房総半島の高い人気をみると、短い高速道路と、海ほたるの効果が地域経済の発展に最も貢献しているのではないか、と思うほどだ▼通行車両が多いのには、ETC割引を延長して2025年3月31日まで値上げしない料金が貢献している、とみる識者もいる。だから、他の高速道路も参考になるはずだ▼その一方で、特にゴルファーが高速道路の施設(食堂など)で、食事など用事を済ませてしまうと、出口付近で、細々営業しているコンビニはガラガラの状態になってしまうという地域経済に少なからず、影響を与えている▼何事も、進化、進歩があって、継続があることを肝に銘じたい。高速道路が地域経済の創生につながれば、道の駅などは、参考にして手本にしたい。