三隅川橋 国土交通省中国地方整備局浜田河川国道事務所

三隅川橋

国土交通省中国地方整備局浜田河川国道事務所が整備を推進中の国道9号三隅・益田道路で、三隅川橋の上部工架設工事が佳境を迎えている。 同橋は、三隅川を渡河する橋長325メートルの鋼5径間連続細幅箱桁橋で、設計は新日本技研(現:片平新日本技研)が担当した。 基礎形式は直接基礎と場所打ち杭基礎、下部工は逆T式橋台と張出式橋脚で構成。上部工は日本ファブテックが施工しており、陸上部はTC架設工法、渡河部は送出し架設工法を併用して進められている。来年2月末の完成を予定している。 三隅・益田道路は、島根県浜田市三隅町と益田市遠田町を結ぶ延長15・2キロの路線で、急勾配でカーブが連続する国道9号のリダンダンシーの確保などを目的に整備が進む。山間部が多い急峻な地形から、橋梁19橋、トンネル4本を整備する計画。2025年度の開通を目指す。 ※写真は同所提供

愛知製鋼