国土交通省近畿地方整備局姫路河川国道事務所は、国道2号バイパスとして相生有年道路の整備を進めており、このうち、兵庫県赤穂市有年牟礼地先では、矢野川を渡河する黒尾橋を建設中。下部工は2021年に完成済み。 同橋は橋長59・7メートル、幅員6・2メートル、PC3径間連結プレテンション方式T桁橋、下部工は逆T式橋台、RC橋脚。設計は綜合技術コンサルタントおよび中央コンサルタンツ。下部工は、大給組と美樹工業が担当。 相生有年道路は、国道2号バイパスとして兵庫県相生市若狭野町鶴亀~赤穂市東有年8・6キロを整備するもの。相生市・赤穂市域の交通の安全性向上、定時性確保や沿道環境の改善につながる事業で、バイパス新設と現道拡幅(4車線化)を併せて行っている。 4車線化工事は東側の相生市側から順次進めており、既に2・2キロは供用済み。さらに1・5キロが今年10月30日に整備が完了。