兵庫県が整備を進める主要地方道豊岡竹野線城崎大橋架替事業は、現在、上下部工が進捗中だ。 同橋は豊岡市城崎町楽々浦~城崎町湯島に位置する橋長561・5メートル、幅員11・25メートルのPC6径間連続箱桁橋。 建設費は約135億円を見込む。 設計は八千代エンジニヤリングが担当した。 下部工はA1・A2が逆T式橋台、P1~P5が柱式橋脚で、施工はA1・A2が中村建設、P1が山口工務店、P2が前田・寄神・宮本・川嶋特別JV(その1)、川嶋建設(その2)、川嶋・中川特別JV(その3)、P3が前田・寄神・宮本・西山特別JV、P4が前田・寄神・宮本・川嶋特別JV(その1)、大石建設設備(その2)、川嶋・中川特別JV(その3)、P5が前田・寄神・宮本・西山特別JV。 上部工は川田建設・日本ピーエス・日本高圧コンクリート特別JVが施工する。 橋桁の高さを橋脚間でリズミカルに変化させ、城崎温泉への新たなゲートウェイに相応しいシンボリックなデザインとするほか、下部工はラーメン構造を採用し、橋桁の断面を台形(斜めウェブ)とすることによりコスト縮減を図っている。