熊本県が整備を進めてきた天草未来大橋が完成し、先月25日に開通した。 同橋は熊本天草幹線道路の一部である「本渡道路」(天草市港町~志柿町、延長約1・3キロ)を構成する橋梁で天草上島と天草下島を接続する。 橋長1148メートル(幅員9・5メートル)で、上部工形式はPC5径間連続中空床版橋(橋長153メートル)+鋼4径間連続細幅箱桁橋(200メートル)+鋼4径間連続細幅箱桁橋(191メートル)+鋼3径間連続鋼床版箱桁橋(236㍍)+PC6径間連続中空床版橋(180メートル)+PC5径間連続中空床版橋(156・5メートル)+PC単純中空床版橋(31・5メートル)の6橋からなる混合橋で、航路を跨ぐ2カ所は送り出し架設、そのほかはクレーンベントにより架設が行われた。 設計は、オリエンタルコンサルタンツ、オリエンタルコンサルタンツ・水野建設コンサルタントJⅤ、日鉄鉱コンサルタント・十八測量設計JⅤ。 上部工施工は、コーアツ・共栄・礎JⅤ、日立造船、ピーエス三菱・苓州・オオマスJⅤ、日本ピーエス・中村・前川JⅤ。