千葉県流山市は、JR常磐線の北小金駅と、南柏駅間にある名都借(なづかり)跨線橋の拡幅改良事業を進めており、現在、上・下部工が進捗している。 車両が片側交互通行している跨線橋を相互通行が可能な構造に改良をするもの。 事業個所は、流山市向小金1・2丁目。 向小金2丁目側の斜路部分では下部工が完成して上部工が進み、桁架設も一部が完了。さらに残る部分の桁架設が進捗する。 一方の向小金1丁目側では仮橋が設置されており、相互通行を可能としている。 改良後の跨線橋は延長191メートル、幅員7メートルのRC場所打ち中空床版構造となる予定だ。 実施設計は、道路建設コンサルタント。 施工は、流山市がJR東日本に委託(ユニオン建設施工)。 令和9年度末までの工期を予定。