NEXCO西日本関西支社新名神京都事務所は、新名神高速道路の京都府域の新設工事を推進。そのうち城陽第一高架橋は現在、上部工を架設中だ。 同橋は京都府城陽市内に位置し、鉄道、国道、運送会社のターミナルなどを横過する橋長390・5メートル×2連、幅員11・5メートル、鋼重2514・7トンの鋼6径間連続細幅箱桁橋。下部工は鋼管ソイルセメント杭、場所打ち杭、逆T式橋台、柱式橋脚、ピアは最大で27メートル。 設計は下部工が日本構造橋梁研究所、上部工が宮地エンジニアリング。 施工は下部工が公成建設、奥村組土木興業が担当。上部工はJR奈良線と国道24号を跨ぐP4~P5間はJR委託で大鉄工業が担当(すでに架設を完了)。その他の5径間は宮地エンジニアリングが架設を行っている。 現在の進捗状況は、A1~P3の下り線について、第3回の送出し架設を推進中。年明け早々に第4回~第6回の送出し架設と、同時施工で手延べ機の解体および桁降下作業を実施する予定。 P3~P4の下り線は、ベント2基のうち1基の組立てを完了するとともに主桁の地組立も完了した。目下閉合径間のクレーンベント架設を準備中で、来年1月から架設に入る見込みだ。 P4~P5の上り線・下り線のJR委託区間および、P5~P6の上下線については、床版コンクリートの打設に向け、準備工を行っている。 概成した城陽第二高架橋(PCプレキャストセグメント箱桁橋)からまっすぐに連なる