国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所は、一般国道55号安芸道路の安芸東IC~安芸西IC間に架かる安芸川橋の上部工を推進している。 同橋は、橋長384・5メートル、有効幅員12メートルの9径間連続鋼少数鈑桁橋。設計は綜合技術コンサルタント。下部工は新創、新進建設、須工ときわ、福留開発が施工。上部工は横河ブリッジ・鉄建ブリッジJVが受注し、トラッククレーンベント工法で架設している。 昨年度内に9径間のうち5径間の架設が終わり、現在、4径間分を工場製作中。非出水期に入る11月から架設が再開される見通しだ。 安芸道路は「四国8の字ネットワーク」の一部を構成する安芸市伊尾木~馬ノ丁間の5・8キロ。連結性に加え、南海トラフ地震対策としても早期開通が期待されている。