城崎大橋 兵庫県豊岡土木事務所

城崎大橋

兵庫県但馬県民局豊岡土木事務所は来年春の開通を目指し、一級河川円山川に架かる城崎大橋の架け替え工事を推進している。 張り出し架設で進めてきた上部工工事は7月26日に閉合し、現在、高欄設置工や舗装工などの付帯工事および取付道路工などが進捗中だ。 同橋は現橋から約1キロ下流に計画された橋長561・5メートル、幅員11・25メートル(2車線+歩道+路肩)のPC6径間連続箱桁橋。RC橋脚は分厚い軟弱地盤層を貫通して支持層に到達させるため、54~32・5メートルと長尺の鋼管矢板基礎4基と、25メートルの鋼管杭1基で構成。RC橋台2基は48・5メートルと17・5メートルの回転杭を採用している。右岸側に1220メートル、左岸側に430メートルの取付道路も同時に整備してきた。 設計は八千代エンジニヤリング、施工は上部工が川田建設・日本ピーエス・日本高圧コンクリートJV、下部工は複数9工事に分かれ、A1・A2橋台が中村建設、P1橋脚が山口工務店、P2・P4橋脚が前田・寄神・宮本・川嶋JV、川嶋・中川JV、P3・P5橋脚が前田・寄神・宮本・西山JV他が担当した。

愛知製鋼