中橋側人道橋 栃木県

中橋側人道橋

栃木県が整備中の都市計画道路3・5・102号家富町堀込線(主要地方道足利千代田線)中橋架替事業では、旧橋の既設3連アーチを中橋側人道橋(仮称、歩行者・自転車専用橋)に移設する工事が進められている。 同事業は、①渡良瀬川の低い堤防をかさ上げすることによる治水安全度向上、②歩行者・自転車の通行分離による交通安全確保、③交差点改良による交通渋滞緩和、④足利市のシンボルとして親しまれてきた中橋3連アーチの継承、などを目的に側人道橋の新設(既設アーチの移設含む)、車道橋の新設(架替)、河北側取付道路のJR両毛線を跨ぐ跨線橋の新設工事を行うもの。 中橋側人道橋は橋長285.0メートルの鋼単純箱桁橋+3連アーチ橋で、750トン吊クレーン2機を用いて既設アーチを1連ずつ吊り上げて移設する非常に大規模な工事となる。 設計は富貴沢建設コンサルタンツが担当。下部工は大協・久保田JV、山菊・真進JV、岩澤・楯JV、アーチ移設は巴・東綱JVが施工する。 既設アーチの移設は今月中に完了する予定。

愛知製鋼