
NEXCO西日本関西支社和歌山工事事務所は、阪和自動車道の4車線化事業において、印南IC~みなべIC間(約6.5キロ)およびみなべIC~南紀田辺IC間(約2.2キロ)の工事を進めている。 この印南IC~南紀田辺IC間は紀伊山地の西部に位置しており、熊野参詣道紀伊路と中辺路の合流点に近い山岳地帯であることから、橋梁5橋・トンネル6チューブを抱え、中でも先行している二級河川・切目川を跨ぐ切目川橋の下部工工事は、現在、最盛期を迎えている。 切目川橋は、和歌山県日高郡印南町西ノ地に位置し、橋長約408㍍の鋼8径間連続鈑桁橋で、設計は、大日本ダイヤコンサルタントが担当した。 現在、同橋の下部工事は、森組(大阪市中央区、吉田裕司社長)が橋脚7基の施工に着手し、全ての基礎工(場所打ち杭)を終え、橋脚躯体(柱式橋脚)の施工を進めている。 河川内工事は非出水期間に進められており、工期は2023年10月1日から26年1月17日までの予定。