環境省福島地方環境事務所が建設を進める富沢橋は下部の躯体工を実施している。
同橋は町道山田・郡山線の福島県双葉郡双葉町大字山田地内に架かる橋長41・2メートル、有効幅員11・5メートルの単純プレビーム合成桁橋。
福島県内の除去土壌などの中間貯蔵施設への輸送ルートとして山田郡山線を工事用道路として整備を進め、既設橋梁の撤去を完了した。
設計は大日本コンサルタント。下部工と上部工は前田・奥村・鴻池特定JV。
架設予定は2019年春頃、完成は同年秋を予定している。
平面交差点や既設道路を拡幅しての利用など、橋梁前後の制約条件の中で、桁高変化による合理的な計画が可能である単純プレビーム合成桁を採用した。